市村弘貴さん

市村さんは、昭和55年に開園した、ふじおか幼稚園の園長先生をされています。開園以来、試行錯誤してきたふじおか幼稚園の幼児教育は、時代の流れにそって変化しているのだそうです。そんな中「今の子供たちに必要なものは何か」を考え、生まれたのが「ふじおかメソッド」子供たちが自ら考え行動できるよう、やりぬく力や自制心、協調性、社交性などをしっかり育てる環境づくりをされているそうです。

基本情報

お仕事内容(肩書き) ふじおか幼稚園 園長
お名前 市村 弘貴 (いちむらひろき)
出身地 栃木県栃木市藤岡町
会社名(団体・組織) ふじおか幼稚園
ホームページアドレス http://fuji-kids.com/

インタビュー

1) 今のお仕事(起業)のきっかけや、これまでの道のりなど教えてください。

ふじおか幼稚園は、昭和55年に開園しました。もともとは、地域に根差した幼稚園でしたが、IT、人工知能など・・・世の中が急速に変化している中、その時代を生きるこどもたちにばくたちが何かしてあげられないだろうか・・・考えに考え抜きました。

その結果、こどもの『立ち上がるチカラ』を育てることが今のこどもたちには必要だということに気が付きました。そうして、こどもの『立ち上がるチカラ』を育てるためにはどうしたらよいのか、日々スタッフと研究、実践を行ってきました。模索を繰り返し、たどり着いたのが独自の教育法「ふじおかメソッド」です。

【ふじおかメソッドについて】
ふじおかメソッドは、「やりぬく力」「やる氣」「自制心」「協調性」「社交性」の5つの柱を通じて、認知能力と非認知能力をバランスよく身につけられるプログラムです。スタッフ一人ひとりがこの教育法を理解し実践することで、知識やスキルだけではなく、子どもたちが自ら考え行動することができるような「立ち上がるチカラ」が、驚くほど育つ環境をつくりあげています。

もともと、こどもが好きだったため、高校生の時などは自園の手伝いをしていました。家が幼稚園をやっていることと、こどもが好きなこと。自分で何かを始めることが大好きだったので、なんとなく小さい頃から当園を継ぐイメージはあったように思います。

大学卒業後、幼児体育の会社で勤務し、ヨコミネ式の横峯先生と出会い、幼児教育の大切さに改めて気がつきました。その後、幼児教育の資格をとり、姉妹園であるしずわでら幼稚園で担任をし、三年後、当学園が市から委託をされている大平児童館の館長として勤務しました。そのあと、ふじおか幼稚園に移り、今に至ります。

 

2) 好きな事で「稼ぐ」ための苦労や努力、挫折や復活談などお聞かせください。

自分たちのやりたいことや、想いがなかなか伝わらないことがありました。ありがたいことに、今、当園は、教育熱心な保護者や、協力者に囲まれています。これからの時代を生きていくこどもたちのために、方針や考え方をもっと変えていかなければならない。と、使命感を燃やし、実行してきました。

しかし、教育業界は不思議なもので、「今まではこうだったから」、「昔からこう言われているから」ということが大切にされすぎて、「変えること」にブレーキがかかりやすい業界だと思います。ぼくらもこどもの未来を思い、相手もこどもの未来を思っているはずなのになぜだろう・・・と、どこかかみ合わないような経験が何度もありました。

そんなときは、「自分の説明がうまくできてなかったんだな・・・」と、反省し、できるだけ自分自身や、園の考えを多く発信するように心がけました。今では理解者や協力者が増え、喜んでボランティアに参加してくれる方がいたり、こどものためにと、企業の方が特別な協力をしてくれる方々が出てきてくれるようになりました。

 

3) 今後の展望・目標などをお聞かせください。

ヒト、ものごと、地域、企業・・・
さまざまな「ものごと」とつながり、こどもを育てることの楽しさ、教育の大切さを発信していきたいと考えています。ふじおか幼稚園のこどもたち、スタッフ、協力的な保護者の方々、企業・・・色々な方と、こどものことを真剣に語り合う場を作り、そこから色々なものが生まれたり、実行できる場になれたらいいな。と思っています。

 

4)好きを仕事にするために大切にしていることはズバリ何ですか?

ぼくたちは、ただ好きというだけでなく、自分たちはなんのために仕事をしているのか、誰の役に立ちたくて仕事をしているのかということを明確にしています。自分自身に与えられた使命感を持って仕事をし、その仕事を提供することで社会がよくなり、客様に喜んでいただくことがなによりもうれしいことだからです。